福岡県出身。中学生時代を過ごしたドイツでオペラを聴き、歌の魅力にとりつかれる。桐朋学園大学音楽学部演奏学科声楽専攻卒業。国立音楽大学附属図書館勤務のあと、桐朋の研究科ならびに「現在オペラ歌手のためのワークショップ　プローベ」を終了。熊谷一康、萩谷納、三村祥子、長野羊奈子、畑中更予、孤島和世の諸氏に師事。

　レパートリーは主として日本歌曲とドイツ歌曲。こどもの歌も多く歌っている。弘明寺音楽院講師。国際フランツ・シューベルト協会会員。

1982年第一回リサイタル（ルーテル市ヶ谷）pf.松田紀子

 1995年第二回リサイタル（横浜女性フォーラム）

「飯野幸子 こどものつぶやきをうたう」pf.福永百子

 2001年、2004年、2005年、2008年、2010年と５回にわたり、小松勉氏の伴奏で本郷台リリスにてリサイタルを開く。

 2012年より、阿部裕紀子氏の伴奏で5回にわたり演奏会を開く。

 CD：2000年、秋田県大館市の向陽幼稚園のために、福永百子作曲「秋田のはなしっこ」を録音

 『メッツラー音楽大事典』（教育芸術社）制作に翻訳者として参加。桐朋学園大学研究科にて、音楽批評を遠山一行氏に指事。『音楽芸術』に数回にわたり評論を発表。遠山一行著作集、第５巻の後書「批評が沈黙する瞬間（とき）」を執筆。

1993年から9年間、戸塚幼稚園「こどものつぶやきを歌う会」並びに「コール・モモ」ヴォイストレーナー。2002年からターフェル・ムジーク鎌倉のバッハカンタータシリーズに合唱団員として参加。ヨガ歴40年。